中国の大晦日~

今日は中国の大晦日です。
陽暦、旧暦両方使用している私、毎年忙しい!
さて、実家の大晦日の朝は、まず玄関のドアを綺麗に拭いて「対聯」を貼ります。
ドアの両側7文字ずつ、ドアの最上端は四文字(この四文字に対して中国語では横批という)、昔から伝わってきた習慣の一つ。
新しい一年の願い事を全て「対聯」に反映されます。
子供の頃は、のりを小麦粉から作って丁寧に貼るのですが、今は市販ののりを使うのが普通でしょうね。
つぎ、夕飯の準備をしなければなりません。大晦日は欠かせないのは、餃子です。餃子の形は、昔の中国の「元宝」(昔の通貨)と似てます。たくさん食べると新しい年にお金がいっぱいやってくると言われています。
私の家はとても伝統的な家庭です。餃子以外に、必ず10品(意味は「十全十美」=全て揃い、全て良しを指す)のおかずを作ります。しかもおせち料理と同じように、何でも作ってもいいのではなく、意味のあるものしか作りません。
10年も春節に帰っていないので、おかずの種類も忘れつつあります!
記憶に残ったものを紹介します。
たとえば、魚の料理(「年年有余」=毎年余りがある、つまり裕福を指す)、韮と卵の炒め物(「有酒有财」=韮の中国語での発音は、酒財と同様)などなど。
絶対料理にしないのは鶏肉です。普段はいくら食べてもいいのですが、大晦日に絶対食べません。なぜかというと、鶏は年中無休に声を出しているので、年中うるさいという意味があるようです。
他にも色々な注意事項があります!
絶対に言ってはいけないこと、やってはいけないこと...
覚えられないほどたくさんあり、子供にとって大変ですね。
今年も日本で過ごす春節ですが、対聯がないのですが、たくさんの餃子を作ります♪
中国の習慣に従い、
祝大家
龙年发大财、走好运、身体健康、心想事成!
(龍年は沢山のお金、良い運がやってくるよう、体が健康で、願い事を叶うようにお祈りします)
では、気合を入れて料理の準備を始めます♪

Follow me!