天籟之音〜幸せを奏でる楽譜(裏話②)

11月に入りましたね。
今年も残りわずかになってきました。

今日も10月25日に開催した「天籟之音~幸せを奏でる楽譜~」

コンサートについて紹介したいと思います。

今回は曲ごとにスライドを使用した経緯についてです。

コンサートの選曲は、できるだけわかりやすく、

馴染みのある曲にしたいと思っていました。
特に古筝の音色を聴いたことがない方にとっては、

あまり耳にしたことがない伝統曲は、

言葉だけの説明ではなかなかイメージが湧かないと思います。

そのため、国籍や年齢を問わず、誰でも簡単に曲を理解していただくために曲に合わせて、映像を入れることにしました。
Dsc00280 
しかし、曲のイメージをスライドに反映することは、実に難しいことです。

人によって曲のイメージや感じ方も異なりますし、

同じイメージを持つということは非常に困難です。

その中、

幾つかのスライド作成を帝塚山大学のインターシップ生が担当して

くれました。
馬の走るシーンなどを描いてくれた学生もいました。
とにかく初めて聴いた曲でもわかりやすくイメージを伝えるという

スタンスからスライドを作ってくれました。
Dsc00305

また、スタッフが足りないという理由もありました。

スライドは、

予めリハーサルで録っていた音源サイズに合わせてビデオという形

で調整しました。

これは細かなスライド操作をすることができるスタッフを確保でき

なかったということもありました。しかし、生演奏であるため、

どうしてもビデオと合わずズレが出ていた箇所もあったかもしれま

せん。

今回は、若者の感性を活かした、より斬新な企画が実現でき、

大変良い挑戦だったと思っています。

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